zeta

編集プロダクション ジータは、マンガを中心とした
コンテンツを企画・制作する会社です。

お知らせ

2025.03.17

ブロマンスは面白い!

ブロマンスは面白い!

こんにちは。ジータのTです。

弊社のオリジナルレーベル「comic Bro」が1周年を迎え、2025年2月に4作品のコミックスを刊行いたしました。

『俺たちがコラボカフェやるってマジですか?』(著:イテカ)

『TWO BELIEFS~嘘と狂犬~』上下巻(著:内谷)

『ソメオリ~染織科シバタくんの日常~』(著:椒もち屋)

『死後ひとつ屋根の下』上下巻(著:パち子)

どれも珠玉のブロマンス作品となっていますので、お近くの書店でぜひお買い求めください!

 

――と、宣伝はここまでにいたしまして、この「ブロマンス」という言葉をみなさんはご存知でしたか? 男性同士の特別な絆を描いた作品によく使われる言葉なんです。親友・ライバル・師弟・相棒……恋人ではないけれど、ただの友達とは形容しがたい関係の男性2人を主人公とした作品をブロマンスと呼ぶんです。BLと混同されることもあるのですが、恋愛感情はないところがBLとの違いです。マンガのみならず、映画や小説にも名作ブロマンスはたくさんあります。

 

ということで、私がここ数年で「めっちゃ面白い!」って感じたブロマンス映画をひとつご紹介したいと思います。

『RRR』(監督・脚本:S.S.ラージャマウリ/主演:N・T・ラーマ・ラオJr.、ラーム・チャラン)です。2022年に公開されたインド映画で、日本でも大ヒットしたのでご存知の方も多いかもしれません。上映時間は3時間ですが、オープニングからラストまでずーーーっと面白いんです。大げさではありません。見どころ多すぎて、どの場面をご紹介したらいいか悩んじゃいます。インド映画ならではのミュージカルシーンあり、超ド派手なアクションシーンあり、そして熱いブロマンス要素ありまくりです。

 

主人公2人の名前はビームとラーマ。ビームは英国軍にさらわれた少女の奪還を試みる指名手配犯、ラーマは英国政府の従順な警察官。そう、この2人は敵対する立場にあるのです。とある出来事から出会ったビームとラーマ(出会いのシーンも秀逸!)、意気投合した2人は唯一無二の親友として交流を深めるのですが、後に互いが敵だと知ってしまいます。決裂してしまう信頼関係、それでも忘れられない友情……熱いブロマンス的展開です! 相容れないはずの2人が絆を深め、手を取り合って助け合っていくってブロマンスの王道ではないでしょうか。

『RRR』でもビームとラーマは苦難を乗り越え、お互いのために命を賭けた戦いに臨むのですが、手を取り合うどころか、肩車して戦っちゃいます。比喩ではありません、本当に肩車して戦うんです。想像してください、筋肉ムキムキの屈強な男性2人が肩車しながらバッタバッタと敵を倒していく場面を。まさに、一心同体! 最高で最強の肩車です!

とにかくノンストップで興奮できる作品ですので、ご自宅で「うひょー!」と歓喜しながらご鑑賞ください。

 

ブロマンス作品って本当に多種多様。『RRR』のようなアクション系もあれば、ミステリー系もあるし、ほんわか日常系の作品もあったりして、面白い作品が尽きません。最近は中国のブロマンスドラマなんかも話題になったりしていますよね。今後もcomic Broから魅力あるブロマンス作品を発信していきますので、どうぞお楽しみに!

SHARE